植物の大切さ
ここでは植物の生活と種類について学びますが、はじめに「植物って大切なんだ!」ということを理解してもらいたいと思います。植物の大切さがわかれば、植物について学んでみようという気にもなるものです。
なぜ大切かといえば、植物がいないと人は生きられないからです。人だけでなく、すべての生物が生きられないといっていいでしょう。生物は食べないと生きられませんが、肉食動物にせよ草食動物にせよ、結局直接、間接的に植物を食べています。
ですから、植物は食べるという点で原点といえます。その植物がなくなったら、それをよりどころにしている生き物は当然生きられません。

そんなお世話になっている植物について、詳しくなってもいいんじゃない?ってことです。
花のつくり
まずは花からみていきましょう。花は大きく4つの部分からできています。がく、花びら、めしべ、おしべです。花のはたらきは、生物としても大切な「子孫を残す」ということです。絶滅しないように、生物は日々がんばっています。この意味で、特にめしべとおしべが大切です。

花のはたらき
次に花のはたらきを説明します。花は実やたねをつくり、次のいのち(子孫)を残すというはたらきをします。まずおしべのやくで花粉がつくられて、それがめしべの先(柱頭)につきます。すると胚珠は種子になり、子房は果実になります。
